ステップメール 構築
ステップメールを配信するにあたり、重要なのはステップメールの構築(シナリオ)です。一般的なメルマガとは違い、構築に基づいた配信を行うステップメールは新規顧客の獲得に有効だと言われています。この記事ではステップメールの構築について解説していきたいと思います。
ステップメールの基本の構築例
それではステップメールの基本の構築についてご紹介していきましょう。
今回は7通配信することを想定した構築となります。
1通目
配信の目的
見込み客に良い印象を与え、引き続きメールを受け取りたいと思ってもらえるようにする。
配信内容
・企業や商品の紹介
・メール配信を受け取るメリット
・特典、無料プレゼントの案内
など
2通目
配信の目的
見込み客が共感できそうなコンテンツ内容を配信し、信頼性の高さやブランド力をアピールする。
配信内容
・顧客から寄せられている悩み
3通目
配信の目的
見込み客の気持ちを理解した内容や求めている解決方法を伝えることで、より信頼性が増し、製品やサービスに対する興味を大きくしてもらう。
配信内容
・悩みや問題の具体的な解決方法①
4通目
配信の目的
悩みや問題の解決方法についてさらに詳しく紹介して見込み客も満足度を高める。加えて製品の制作秘話やサービスに対するこだわりなども盛り込むことでより親近感を感じてもらう。
配信内容
・悩みや問題の具体的な解決方法②
・製品の制作秘話やサービスに対するこだわりなど
5通目
配信の目的
実際に悩みや問題を解決した事例や経緯を紹介することで、製品やサービスの信頼性や安全性をアピールする。
配信内容
・実際に悩みや問題解決をした事例やその経緯
6通目
配信の目的
同じような悩みや問題を抱えていた顧客の感想など、実際に利用した人の声を紹介することで信頼性を高めるとともに購買意欲も刺激する。
配信内容
・製品やサービスを実際に利用した人の感想など
7通目
配信の目的
ここまでの配信で購買意欲が高まったであろう見込み客に対して決め手となる情報を伝え、購買へと繋げる。
配信内容
・メールを購読してくれたことへの感謝
・販売ページへの誘導
・期間限定のセールなど、限定性のある情報
・製品やサービスを購買するべき理由
まとめ
途中の段階では悩みや問題に対する話題が続くため、「そんなに同じような内容で大丈夫だろうか?」という印象もあるかもしれませんね。しかし繰り返し見込み客の悩みや問題に対してのコンテンツを配信することで、1人でも多くの人の目に留まりやすくなるだけではなく“人は何度も見たものに対して親近感を感じる”という心理学的な方面からもアピールすることができます。