ステップメールのコツ！売上が上がる配信期間とは？

ステップメールとは？

資料請求やサイトの会員登録などの特定のアクションがあった見込み客＝これから顧客になりそうな人に対して、商品の購入やサービスの利用など、次の行動を起こしてもらうために送るメールをステップメールと言います。

顧客や、これから顧客になりそうな人に送るメールとしてはメールマガジンもありますが、メールマガジンとステップメールはその目的や送るタイミングなどに違いがあります。

どちらも自社製品をアピールしたり購入してもらったりするためのメールではありますが、ステップメールの方がより見込み客に対して計画的で密な配信内容となります。

ステップメールを送るタイミングや期間

ステップメールは必ずしもこのタイミング、この期間内のみに送らなければならないという風に決まっているわけではありません。メールの配信があまりに少なすぎても見込み客に自社の存在や商品、サービスをアピールすることができませんし、多すぎると迷惑に思われてしまいます。

一般的にステップメールを送るタイミングは、何かしらのアクションがあってから3～5日間の間に1回程度で、送る回数は3回～7回程度とされています。つまりステップメールを送る期間は1ヶ月～2か月の間ということになります。その間に見込み客との信頼関係を築き、その後は少しずつ間隔を空けてメールを送っている企業が多いです。

上記でご紹介したものは一般的なタイミングや期間ですが、顧客層によってはこのタイミング、期間が必ずしも最適とは言えません。

自社の商品やサービスを買ってもらうための最適な配信頻度を把握するためには、実際にステップメールの配信を行いつつ見込み客の反応を検証し、より反応がいいタイミングや期間を見つけていくしかありません。

検証の際には、メールのクリック率、開封率、製品やサービスの購入率をチェックしてください。配信の頻度だけではなく、メールの内容も再検証を重ねていくことでより効果的なステップメールを作ることができます。

まずは上記でご紹介した一般的なタイミングと期間で配信してみてはいかがでしょうか。

ステップメールの効果

ステップメールとメルマガの違いはお分かりいただけたかと思いますが、ステップメールにはどのような効果があるのかもっと具体的に知りたいという方も多いのではないでしょうか。

この章では、ステップメールを送ることで得られる効果について解説していきたいと思います。

①見込み客の育成

企業にとっては自社サイトにアクセスしたり、会員登録したりしただけなど、購入には至っていない見込み客に商品やサービスを購入してもらうことが課題ですよね。

とりあえず登録しただけ、ちょっといいなと思っただけという、まだ関心度の低い見込み客に計画的にステップメールを配信することで、企業に対して親近感を抱くようになり、やがて信頼へとステップアップします。そして最終的に購入に至って見込み客が顧客になるという効果が期待できるのです。

②ブランディング効果

ステップメールでは、メール内容から見込み客の心理を刺激し、購買意欲を高めることも目的とされています。

計画的に段階を踏んで配信されるステップメールでは、自社のブランドイメージを印象付けたり、いかに信頼できる商品やサービスを提供しているかをアピールしたりすることができます。

そうすることで第一印象では「何となくいいな」くらいだった印象が、メールを受け取る度に企業やそのブランドに魅力を感じるようになり「買いたい」という風に思ってもらえます。

③効率よく情報を知らせることができる

自社のサイトにアクセスしたということは、少なからず興味があるということは分かりますので、企業側からのメールは見てもらえる可能性が高いです。

ですから企業は見込み客にとって関心の高いと思われる情報を数回に分けて配信することで、情報を目にしてもらえ、また見込み客にとっても購入の決め手となる情報を知ることができるという、売り手と買い手、どちらにとってもメリットとなる効果もあります。

ステップメール 期間　まとめ

ステップメールにはこれらの効果がありますが、企業側は同業者がどのように新規顧客を獲得しているのか、そのマーケティング術のノウハウを研究し活用したり、これまでの顧客からのニーズを参考にしたりすることで、よりステップメール配信の効果を高められます。

売れている商品のステップメールではどのような文章が使われているのか、そして配信のタイミングや期間はどのようになっているのかも把握しておきましょう！